■商品詳細 品名アールシュミット社製 銀側ポケットウォッチ ヘロブ商会 商館時計 型番－－－－ シリアルナンバー110＊＊＊ ケース幅約59.5mm（リューズ含まず/3時-9時位置） ケース厚19mm 材質銀0.800ケース 機能手巻き 商品状態平置きで12時間動作確認済みですが、3分程早く進みます。通常使用される場合には、OH前提でのご入札をお願い致します。リューズ巻き止まりOK、1時位置のツメを深く押し込みながらリューズを回して時刻調整です。リューズプッシュで裏蓋開閉、開閉良好です。明治時代前半、スイス「へロブ商会」を通じて日本に持ち込まれた、「アール・シュミット社」の大型商館時計です。アールシュミット社製の商館時計の中でも、このへロブ商会扱いのものはとくに数が少なく、希少なお品です。裏蓋内側、アールシュミット社の象徴である馬上騎士マークにはへロブ商会を示す「H Co」の刻印がございます。130年程前の当時物ですので、全体に傷と銀特有の汚れ、ケース裏蓋に小歪み、針は曲がりによるわずかなズレがございます。文字盤はごく薄いヒビ・劣化が見受けられますが、インデックスに目立つかすれはなく、経年のわりに良い状態です。風防は傷少なく、視認性も十分に保たれております。裏蓋の魚子模様、鮮明です。経年からすれば、良い状態のお品かと思います。ケースは銀製で、リューズと裏蓋内側に「0.800」刻印とシルバーのホールマークがございます。現状でのお渡しです。古い時計のため、状態については画像にてご判断ください。※商館時計について明治時代、商館とよばれる外国人商社によって輸入されていた「商館時計」です。各商館がスイスや自国の時計工房にオーダーし、独自の商館マークを付けて販売していました。明治期の象徴のような懐中時計で、文明開化のステータスシンボルでもあったお品です。 商品ランクB その他【R.Schmid/アールシュミット】後にアールシュミット商会となりますが、元々はスイスの時計製造会社です。シュミットの時計は、複数の商館によって明治時代の日本に持ち込まれましたが、へロブ商会による取り扱いは1891年～1895年のわずか５年間のみでした。そのため、他商会のものより圧倒的に数が少なく、希少です。なお、アールシュミットは後に尚工舎（現シチズン）の設立にも関わっており、日本の時計と縁の深い会社でもあります。明治時代のコレクションとして、是非お役立て下さい。簡易的ではございますが、出品前に時計全体をアルコール消毒しております。